オーストリア・チロル旅行3日目後半。前回は山の風景を堪能しましたが、今回はミッテンヴァルトの街の文化的な魅力を味わいます。
ヴァイオリン造りの街
ミッテンヴァルトはヴァイオリン造りの街として古くから有名とのこと。街の中心部にある教会の前には、ミッテンヴァルトにヴァイオリン製造技術をもたらした職人の銅像がありました。
家の軒下にヴァイオリンの飾りが。工房でしょうか。
広場にも大きなヴァイオリンのオブジェが。奏者はたまらないですね。
ヴァイオリンの博物館もありました。
聖ぺーター・聖パウロ教会
街のランドマーク・美しい絵で装飾された塔のある聖ぺーター・聖パウロ教会に入ってみます。
中も鮮やかに飾られています。インスブルックでもそうでしたが、この辺りの教会はどこもこんなに壮麗な雰囲気なのでしょうか。
天井にも壮大な絵が。
何かの祭壇でしょうか。
金色の衣をまとった4体の像が祭壇を守るように囲んでいます。
オープンカフェでひと休みしていきます。
分厚いアップルシュトゥルーゼル(たぶん)を注文。
雰囲気で白ワインも。笑
生きた絵本と呼ばれた街
広場でガイドツアーの人たちに遭遇しました。何を説明されているのかというと、、、
建物の壁に鮮やかな絵が描かれていました。
これは別の場所。「飾り」というレベルではなく、壁がまるで絵本の1ページかのようです。
これはお店の看板代わりでしょうか。
壁一面が何かの物語を表現しているかのようです。
絵本の中を歩ける街・ミッテンヴァルトです。
オーバーマルクト通り
ミッテンヴァルトのメインストリート。気持ちのいいオープンカフェが並んでいます。
壁画を眺めながらのんびりとすごせます。
壁の絵を見ながら通りをうろうろしているだけで楽しいです。
オーバーマルクト通りの突き当りはさきほどの教会の塔。晴れて明るくなったので塔全体に描かれた壁画がさらに鮮やかに見えます。
キャンデのようなガラス細工の店
オーバーマルクト通りに、日本では見かけないようなタイプのガラス細工の店がありました。
棒の先端にガラス細工がつけられていて、巨大なペロペロキャンディのようです。
ブサかわいいカモメ笑
ブサかわいい金魚。それにしてもなぜ棒の先端にガラス細工??
何かにさして飾るのでしょうか??
再びゼーフェルトへ
ミッテンヴァルトの観光を終えて、宿泊地・ゼーフェルトへ帰ります。朝の時点では雨かと思ったこの日、終わってみれば雲が混じった晴天で、気持ちのいい天気となりました。
ミッテンヴァルト駅舎ごしにそびえ立つ美しきカーヴェンデル山。今日1日、様々な姿を見せてくれたその山容にすっかり魅了されました。
[今日のメモ]
ドイツーオーストリア国境付近の街、ミッテンヴァルト。文化も自然も楽しめる素晴らしい街でした。次来るときには一泊してもっと堪能したいです。
ミュンヘンからもインスブルックからも訪れやすい位置かと思います。オススメです。
おまけ:ちょこっとゼーフェルト観光
今回の旅で2泊滞在したゼーフェルトの街。残念ながら時間と天気の問題であまり見られずに終わってしまいました。それでも少しだけ見て回ったのでご紹介します。
宿で自転車が借りられました(有料でした)。
冬はスキーリゾート、夏はプロスポーツチームの合宿地となっているゼーフェルト。大きめのホテルがたくさんありました。
街の野外ホールでは市民吹奏楽団が野外演奏会を開催していました。さすがオーストリア。音楽が身近です。
木と塗り壁が素敵な野外ホール。
クラシックを聴きながらゼーフェルトの夜はふけていきます。
ガイドブックには必ず紹介されているゼーフェルトのシンボル・ゼーキルヒル教会だけは必見!と思い、早朝のお散歩で行って見たところ、、、まさかの改装工事中でした、、、。
がびーん、、、。一応、残念写真を撮っておきます笑
この後は、電車に乗ってオーストリアアルプスの谷間・ツィラータールへ向かいます。
ミッテンヴァルト郊外ではハイキングも楽しめます。
コメント
コメント一覧 (2件)
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[…] そして、、、ミッテンヴァルトの魅力はこれだけではなかったのです!(次回へ続く) […]