オーストリアの山里・チロルを歩く旅 準備編

2015年7月、オーストリアの美しい山里・チロル州を歩いて来ました。

そのステキな環境とは逆に、日本では情報があまり得られないチロル。この旅で準備した事、モノをご紹介します。

電車とバスでつなぐ旅

Obermarkt, Mittenwald

チロルの主要な街は、電車で結ばれています。また、南部の3本の谷(エッツタール、シュトゥバイタール、ツィラータール)には観光列車が走っていて、車窓を楽しみながら移動できるのでおすすめです。

また、電車移動ならお酒も飲めますね。我々は、宿であまったワインを水筒に入れて電車で飲んでいました。笑

ガイドブックと旅の情報

残念ながら、日本語でのチロルの情報は少ないです。派手な名所が少ないからでしょうか、、、、

それでも、地球の歩き方ならオーストリア編の中に、50ページほど掲載されています。広く浅く、各街についてほんの少しずつですが、地図やアクセス情報もありそこそこ役にたちます。インスブルックとその近郊については詳しく書かれていますので、インスブルック中心の滞在ならばこれで充分かと思います。

Hafelekar, Innsbruck
インスブルックの北側に、チロル東部からザンクトアントンまでを結ぶ「ADLER WEG」(英名:Eagle Walk)というロングトレイルがあります。
長期間でなくても、山小屋で1泊や2泊程度のルートを断片的に楽しむこともできます。インスブルック、ゼーフェルト、エーアヴァルトなどを拠点とする人には良さそうです。英語の本なのでご注意ください。

チロル州のWEBサイト

マイヤーホーフェンのWEBサイト

この他、宿や街の観光案内所でオススメのルートを聞いて見るのもいいでしょう。我々も、マイヤーホーフェンでは宿でハイキングプランを教えてもらいました。

宿の予約

チロルは夏と冬がメインの山岳リゾートなので、Booking.comなどで特に困ることはないでしょう。

日程に余裕があれば山小屋泊でも歩いてみたいものです。

街歩きの備え

街なので特に問題はないのですが、、、チロルは街と山がとても近いので、街歩きのつもりが気づいたら山になっている、という事が多々あると思います笑。 準備をしておきましょう。

UVカットのパーカーなどがあると便利ですね。

山あいのチロル。朝晩は街も肌寒くなります。薄手のダウンは必須です。

ハイキングの装備

我々の今回の旅では、各街の宿を拠点としたデイハイクを楽しみました。スーツケースに詰め込みやすいような、軽め小さめの装備が中心となりました。

バックパック

デイハイクに持っていくものといえば、雨具、防寒着、着替え、飲み物、食べ物、地図(本など)くらいです。我々の旅では、私が中サイズのバックパックを背負って2人ぶんの主要な荷物を運びました。

トレイルランニングにも使えそうなmacpacのアンプレースというバッグを愛用しています。軽くて小さくなります。25Lサイズです。

このようなコンパクトな簡易バッグくらいでも良さそうです。

シューズ

靴もやはり軽さとコンパクトさ重視ということで、トレイルランニング用のシューズがお気に入りです。私はモンテレイルのものを使っています。弱点は雨なのですが、ゴアテックスタイプであれば安心ですね。

雨具

チロルは急峻な山と山の谷間にあるからなのか、午後の遅い時間になると天気が崩れやすいと感じました。モンベルのヴァーサライトジャケットは、トレイルランニング等にも勧められているもので、とても軽く、とてもコンパクトになります。、、、がWEBでは見つからなかったので変わりにこちらを参考としてください。

カメラ

旅で出会った風景はできるだけ美しくきりとっておきたいもの。持っていくカメラも重要です。
今回の旅ではミラーレスカメラを持って行きましたが、失敗だったと感じています。画質は文句なしですが、重すぎました、、、レンズ交換も面倒で機動性に欠けます。
Dom St.Jakob, Innsbruck

オーストリア・チロル地方の旅、いかがでしたか?

日本ではあまり有名ではありませんが、チロルには心地よい気候と清々しい風景があります。個人旅行でゆったりと滞在すれば、きっと極上の休日になることでしょう。

Innsbruck

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同じくヨーロッパの山旅。モンブランの周りを歩くツール・ド・モンブランは極上のロングトレイルでした。

チロルとは全く違う乾いた茶色の風景。そこには、驚愕の風景と岩の造形美がありました。
アメリカ・グランドサークルの旅です。

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