チロル旅行記day3① 南ドイツ・ミッテンヴァルトでさわやかウォーク

オーストリア、チロル旅行3日目。

この日はリゾートタウン「ゼーフェルト」(Seefeld)近郊のゼーフェルダーシュピッツェという山を歩く計画でしたが、朝の時点では今にも雨が降り出しそうな曇天で、高い山々は完全に雲に覆われていたため残念ながら中止としました、、、。
しかし、全く予定になかった街で思いがけず素晴らしい風景に出会うことができました。

南ドイツへ

予定を変更して、近くの「ミッテンヴァルト」(Mittenwald)という街に行って見ることにしました。ゼーフェルトからは電車で数駅先。国境を越えてドイツに入ったところです。

赤い現代的なデザインの電車で移動します。

ミッテンヴァルト駅のすぐ後ろにはカーヴェンデル山(Karwendel)が、壁のように鎮座しています。天候が良ければロープウェイで登って大展望を楽しめるはずですが、、、今回はあきらめました、、、

駅舎の中のカフェは絵画が飾られていてとってもおしゃれ。地元の人たちの憩いの場にもなっているようです。

かわいい街並み

駅前の商店街(?)を散策してみます。

傘屋さんの店先。おしゃれすぎます。

こちらは鮮やかな造花屋さん。

市街地は観光地の様相です。大きめの宿もいくつかありました。

こちらはカーヴェンデル山とは逆方向の山の手の住宅地。木と塗り壁の可愛らしい建物がならんでいます。

こんな愉快なベンチもありました。

ベランダや庭先にかわいらしく飾られた花が良いですねー。

スイスなどのヨーロッパの山岳地域ではよくみかける習慣ですが、すごく素敵だと思います。自分の家を建てたら真似したいものですが、、、日本の街には合うのかどうか、、、。

カーヴェンデル山

天気は回復方向です。カーヴェンデル山が顔を出しはじめました。

街中から見るカーヴェンデル山。山頂付近はまだ雲がかかって荘厳な雰囲気です。

我々の予想は裏切られ、すっかりハイキング日和になってしまいました。

さわやかウォーク

カーヴェンデル山とは反対方向にも小高い山があり、リフトで頂上付近まで上がれるようになっていました。せっかくなので行ってみます。

緑がとっても鮮やかで気持ちいいです。冬はスキー場になるのでしょうか？？

リフトを降りて振り返ると、ミッテンヴァルトの街とカーヴェンデル山が一望できました。カーヴェンデルと比較したらなんてことない山に見えましたが、景色を楽しむにはちょうどいい高さです。

カーヴェンデルの山容を眺めながらのハイキングです。

ミッテンヴァルトを訪れるハイカーの大多数はカーヴェンデル山に登ると思いますが、こうして外から見るのも良いですね。登るよりも本体を眺める方が素敵なのは富士山と同じかも(笑)

ほのぼのしたハイキングルートを進んでみます。

アスレチックやレストハウスもありました。

北側の斜面に出ました。さわやかな風が吹き抜けてきて気持ちのいいトレイルが続いています。

他のハイカーもたくさんいました。この辺りでは有名なスポットなのかもしれません。

カーヴェンデルと空と森。極上の風景です。

カーヴェンデルを色々な角度から

清々しい風景の中を進みます。過酷な起伏はない１周コースなので、家族連れにもいいかもしれません。

帰り道はカーヴェンデルに向かって歩きます。

いろんな角度で山容を楽しめます。適度に影もあって快適でした。

カーヴェンデル山を外からじっくり眺めるハイキング。これはおすすめです。帰りのリフトからの風景もまた絶景！

山岳風景にミッテンヴァルトのオレンジ屋根がよく合います。

リフト駅からのカーヴェンデル山。森の緑と岩肌と雲の影が絵画のようです。

急峻だがどっしりとしてゴツいカーヴェンデル山。この風景にすっかり魅せられてしまいました。

地ビールで１杯！

ミュンヘンに近く、地ビール醸造所もあるというッテンヴァルト。山を降りたら、当然ビールです。

昼ごはん兼ハイキング打ち上げです。

注文したのは、めずらしく魚の揚げ物。

ドイツ進出記念ということで、白ソーセージ。

主食は大きなプレッツェル。

堪能しましたー。

そして、、、ミッテンヴァルトの魅力はこれだけではなかったのです！（次回へ続く）

[今日のメモ]

予定通りに行動するのが旅、、ではありません。天候や状況に合わせて柔軟に変更していきましょう。今日の私たちのように幸運な出会いをすることもあるかもしれません。

ミッテンヴァルトを散策。絵本のような町並みです。

前日はチロルの古都インスブルックを堪能しました