ツールドモンブラン1周の旅、5日目。

ボナッティ小屋からいったんフェレ谷の底へ降り、ふたたび登り。イタリアパートのフィナーレを飾るGrand Col Ferretの峠を越えてスイスパートへ入ります。

Rifugio Bonattiの素晴らしい朝焼け

Bonatti小屋から見えたモンブラン(奥)とグランドジョラス(手前)の朝焼け。

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9月初旬とはいえ朝は冬のような寒さ。しかし、こんな景色を見ながら朝のコーヒーなんて、ハイカーにとっては至福の時でしょう。Val Ferretの底には朝もやがかかってすごく幻想的。

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Rifugio Bonnati、ホスピタリティも景色も素晴らしい山小屋でした。小屋のスタッフとも記念撮影して5日目スタートです。

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Rifugio Elena 岩山に囲まれた山小屋

Bonatti小屋を後にし、まだまだ終わらない絶景の中を進んでいきます。

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巨大な岩山が間近にせまって大迫力。

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早朝のフェレ谷からセーニュ峠方向。

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いったん谷底の村に降りて、ふたたびGrand Col Ferretへ向かう斜面を登っていきます。

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Rifugio Elenaに到着。石造りの頑丈そうな建物です。

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小屋の近くの見晴らし台のようなスペースでひと休み。

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近くにいたハイカー達と記念撮影。ボナッティ小屋で酒をたらふく飲んでいたイギリスのオヤジハイカーズと、テント泊で歩いているというタフなカップル。そしてソロの日本人。同じ時期に同じルートを進んでいる、それだけでもう仲間です。

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エレナ小屋からさらに登っていきます。

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Grand Col Ferret イタリアパートの最後を飾る爽快な景色

イタリアパートとスイスパートを分ける峠、Grand Col Ferretが見えてきました。

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横の岩山もさらに迫ってきました。いよいよイタリアパートも終わりが近い。

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ハイカーを苦しめる急登が続きます。

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雲に向かって登っていきます。

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ようやく峠に到着。雲が近い!

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氷河も近い!モンブラン山群の東端です。

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絶好のランチスポットとなっています。峠を抜けていく風が急登で疲れたハイカー達を癒してくれます。

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「Among the highlights of this stage will undoubtedly be the view from the col looking back along the length of the Vals Ferret and Veni to the distant Col de la Seigne」(ガイドブックTour f Mont Blanc Complete two-way trekking guideより)

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極上の景色の中、Tシャツを脱いで昼寝をはじめる英国紳士たち。ヨーロッパの方々はトレイルの楽しみ方をよーく心得ていますね。一方、休みが短いジャパニーズはバスの時間が気になるのでせかせかと先を急ぎます。

なんとしても1周達成しないと、TMBに来る意味がない!と思ってたてた計画でしたが、彼らに比べると、なんだかとてももったいない過ごし方の気がしてきました。ツールドモンブランには、特別なゴールに到達するために早足で通り過ぎてしまうには、あまりにももったいない風景がたくさんあります。

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スイスパートのはじまりは牧草地帯、牛には要注意

国境を越えてスイスパートに突入。イタリアパートの山岳風景とはぜんぜん違う、やわらかい風景に。のんびりした牧草地帯を抜けていきます。

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牧場の中にトレイルが通っている? 牛が草を食む脇を進んでいきます。

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牛、牛、牛、、、カウベルの音が色んな方向からカラコロと響いています。

ここではハイカーの方がよそ者。牛たちがトレイルに近すぎて怖いくらい、、。ツノがあるので、怒らせたらやばい、、、息をひそめて静かに通過します。

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道を完全に塞がれてしまった、、、これにはハイカー達も戦々恐々。通り過ぎるのを待つか、自分たちが迂回するしかありません。

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牛たちにじろじろ見られながら、そそくさと通り抜けていきます。

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牧草地の中のコテージ Alpage de la Peule

しばらく降りていくと、Alpage de la Peuleというコテージが見えてきました。

スイスといえば、、、、乳製品と白ワインが楽しみ。このコテージには自家製チーズもあるようなので、昼ごはんはここで食べたかったのです。

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しかし、ここまでの行程で景色を楽しみすぎてバスの時間がせまっていたので、のんびり昼ごはんというわけにはいかず、、、早くできそうなサンドイッチをオーダー。

チーズだけのシンプルすぎるサンドイッチ。やはりチーズが濃厚で美味しい。白ワインと合うわー。

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小屋の前の道にはウッドチップが敷かれていてとても心地よい雰囲気。他のハイカーのようにのんびり休んでいきたいが、、、、時間のない日本人ハイカーは先を急ぎます。

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La Fouly村からTrient村へ バスと電車でショートカット

コテージからさらに下って、La Foulyの村へ

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花がかわいらしいスイスの家々。

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このLa Fouly村で1日の行程が終了し、宿泊するのが基本ルート。しかし、TMB全行程を歩いて1周するには休みの日数が足りなかったので、ここから歩いて2日先のTrient村までバス〜電車〜バスと公共交通機関を乗り継いでショートカットすることにしていたのです。

かわいいスイスの村々を抜けるLa Fouly~Champex湖までの行程や、Chanpex~Trientの山岳ルートも楽しそうだったので残念。

スイスの交通機関はバスと電車の乗り継ぎ経路と時間まで一発で検索できたので安心でした。ただし、電車は駅のアナウンスがほとんどないのでドキドキ。近くの乗客に降車駅を教えてもらってなんとかなりました。

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名前はわからないが市街地を抜けて山道を走る生活バスでTrientへ。斜面にはブドウ畑。

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本日のお宿:Auberge du Mont Blanc

乗り継ぎがものすごくスムーズにすすんで、明るいうちにTrientの宿に到着。Auberge du Mont Blancです。

道路が近く、車で来れるのでハイカー以外のお客さんもいます。見た目はホテルのようで立派だけど、ドミトリーの設備は簡素でした。

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食堂の一部がガラスばりで、寒い時でも外の景色がよく見えます。

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お食事はスパイシーなスープと、スイス名物(?)チーズフォンデュ。同じテーブルの方々と白ワインのボトルをシェア。ラベルがかわいい。

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ツールドモンブラン5日目、終了です。

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6日目、フランス側モンブランがきれいに見えました。

前日4日目の行程です。晴れれば極上の眺めです。