グランドサークル1周の旅行記,1日目。
最初の目的地は、ザイオン国立公園です。ラスベガスから3時間ほどのドライブですが、ネバダ州からユタ州の時差で1時間進んでしまうのでご注意ください。
神々の隠れ家
国立公園入り口のゲートを通り過ぎた先、マウントカーメルハイウェイのビュースポットより。その名の通り、スケールの大きな岩山が神々しくそびえたっています。
拠点の街・スプリングデール
まずは宿にチェックイン。公園の駐車場は激混みでしたが、拠点の街・スプリングデール各所とザイオン国立公園のゲートは無料のシャトルバスが通っているので宿泊すると便利です。
スプリングデールの街は渓谷の入り口にあります。宿からでも充分に素晴らしい風景。暑い昼間はプールでのんびりするのもいいかも。
本日のハイキングルートに合わせた着替えをして、いよいよザイオンに繰り出します。時刻はすでに昼過ぎで、夏のグランドサークルでは外で行動するには厳しい時間帯。しかし、ザイオンにはこんな灼熱地獄でも楽しめるトレイルがあるのです。
宿の近くのOscar’s Cafeにて、メキシコぽい料理で腹ごしらえ。黒ごま?か何かのチップスとブリトーをいただきました。
ヴァージン川のぼりの道・ナローズ
ザイオン国立公園行きシャトルバスの降り場近くにあるアウトドアショップ・Zion Outfitterで重要アイテムの「木の杖」をレンタルしていきます。1本7ドルでした。
園内はこの2連結のシャトルバスに乗って移動します。エアコンがないので夏は過酷です、、、熱中症になるかと思いました、、、。この時期は夕方に雷雨になることもあるそうなので、バスに乗る前にビジターセンターに必ず立ち寄って洪水予報をチェックしていきましょう。
シャトルバスでいける最深部・Temple of Sinawavaという停留所で下車。ここから、このザイオン峡谷を作ったヴァージン川沿いのRiverside Walkというトレイルに入ってさらに奥に進みます。
トレイル脇にはリスがたくさんいます。観光客が安易に与えるエサにつられて近づいてきてしまっている様子。※野生動物へのエサやりは禁止です。
でっぷり太ったやつもいました。動きが遅く、人間に慣れてしまって全然逃げない。かわいいからといって食べ物をあげないようにしましょう。
Riverside walkの終点、ヴァージン川の両岸に大岸壁が迫るところがザイオンの名物トレイル「The Narrows」の始まりです。ヴァージン川そのものがハイキングコースになっていて、川の中をじゃぶじゃぶと進んでいきます。
灼熱の砂漠気候にまいっていた体もひんやり癒されます。
川の両側に岸壁がせまる。まさに「ナローズ」。もっと深いところでは人間ひとり分くらいの幅になってしまうらしい。
ザイオンには多くのトレイルコースがありますが、真夏の昼間に楽しめるトレイルは少ないので、ハイカーでにぎわっています。
360度画像です。触ってぐりぐりと動かしてみてください。
The Narrows1 – Spherical Image – RICOH THETA
深いところを避ければ、最大でも膝上までつかる程度で歩いていけました。
おだやかに見えるヴァージン川ですが、ところどころに流れの激しい箇所があり、足をとられることもあるので、杖があると安心です。
ナローズはひたすら川を上って、同じ道を引き返すワンウェイのトレイル。体力に応じて楽しむことができます。マイペースで進めるので、家族連れも多かった。
暑すぎたので自ら浸かってみた。濡れても問題ないように、水着または速乾性の服をおススメします。
Riverside Walkに戻る頃には17時をすぎ、日がすっかり落ちてきてしまった。この日は大丈夫でしたが、夕方は雨が降りやすく洪水の危険があるのであまり遅くならないように注意が必要です。
Zion Canyon Brew Pub
園内シャトルバスでビジターセンターに戻る頃には19時過ぎになってしまいました、、、スプリングデール行きシャトルバスの停留所前にあるクラフトビールの店Zion Canyon Brew Pubで今日の打ち上げとします。
このお店は、ザイオン国立公園の玄関に立つ見張り番、その名も「ウォッチマン」(The Watch man)という大岸壁のすぐそばにあり、日没時には夕日に輝くウォッチマンを眺めながら1杯やることができます。ちょうどいい時間です。
ウォッチマンが良く見えるテラス席を確保。暑さ対策のミストも吹いてます。
Zion Breweryのクラフトビール。
食事は思いきりアメリカによせて大きなステーキ、芋、サラダ。
山盛りポテトにステーキどっかーん。少食ジャパニーズの我々は、2人でシェアして充分すぎる大きさでした。
The Watchmanに乾杯しつつ、グランドサークル1日目終了です。
明日は早朝からザイオン国立公園の顔とも言えるトレイルに挑みます。
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グランドサークル一周の旅。ハイライトをまとめました。
コメント
コメント一覧 (9件)
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