グランドサークル旅行記、6日目。
いよいよグランドキャニオンの内部を歩きます。
South Kaibab Trail
グランドキャニオン・サウスリムからキャニオンの谷底へ降りる2つのトレイルの内、サウス・カイバブ・トレイルを歩くことにしました。
ガイドブックによると、Yaki Pointと手前のサウス・カイバブ・トレイルの起点は一般車進入不可とのことだったので、ビジターセンターから無料シャトルバスのカイバブ・リムルートに乗ります。シャトルバスは夜明け前から運行しています。
日中のキャニオン内部は灼熱地獄。まだ涼しい夜明け前に行動開始です。
トレイルヘッドから見る夜明けのグランドキャニオン。朝焼けと影のコントラストが美しい。
最初は急勾配のスイッチバック。グイッと高度を下げます。
少し下がっただけでも、リムの展望台から見る景色とは全然違います。
Ooh Aah Point
Yaki Pointのある断崖の真下あたりにウー・アー・ポイントという場所があります。
サウス・カイバブ・トレイルに入って最初に視界が開けるポイントです。思わず、おーっ、とか、あーっとか叫んでしまうような景色が広がっていることから、こんな名前がついたそうです。
(これは帰りの写真です)
あーーっ!
まだリムから少し下がっただけですが、我々がまわってきたどの展望台よりも迫力ある景色です。やはりグランドキャニオンの醍醐味は峡谷の内側から見る景色ですね〜。
Ooh Aah Point 360度
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
こちらはリム側の風景。グランドキャニオンの断崖を見上げます。
ウー・アー・ポイントから尾根にそってさらに進みます。
断崖の尾根を行くトレイル
ウー・アー・ポイントから先が、このサウスカイバブトレイルのハイライト。するどく侵食された崖の尾根のような部分を進みます。
グランドキャニオンにまっすぐ飛び込んでいくかのようなトレイルです。
グランドキャニオンの中でも極上の散歩道だと思います。
キャニオン内部で絶景朝ごはん
到着したのは、平坦に開けたシーダーリッジ手前の尾根の先端部分。尾根道の中でも最も景色の良さそうな場所です。午前中まででラスベガスに向かわなければならない旅程なので、我々のサウス・カイバブ・トレイルのハイキングは、ここを終着点としました。
この極上の景色の中、サンドイッチと牛乳で朝ごはんにします。
眼下には、カイバブトレイルのチェックポイントとして有名なシーダーリッジが見えます。バルコニー状に広がった地形です。
シーダーリッジの先にはオニールビュート。サウス・カイバブ・トレイルはこのビュートの右下を通り、さらに先に続いています。
そして左手には、谷底に向かうもうひとつのルート・Bright Angel Trailの名所、プラトーポイントも見えます。一番先まで突き出た台地の先端です。うっすらとトレイルらしき線が続いています。
極上です。
South Kaibab Trail 360度
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ついつい撮影に夢中になってしまいます。あとで見たらほとんど同じ写真だらけでした笑
ロバ軍団の行進
後ろを振り返るとこんな感じ。グランドキャニオンのトレイルは、最初は下りなのでグイグイ進んでしまいがちなのですが、帰りは同じ行程を登り返しさなければなりません、、、。登山とは逆で、帰りの方が険しいということを考慮して折り返し点を考えなければなりません。だいぶ日が昇って暑くなってもきました、、、
途中で休憩しつつ、名残惜しくて何度も振り返ってしまいます。グランドキャニオンの展望台にはたくさんの人がいますが、下りてくる人は少ないです。
静かに絶景を楽しめます。
、、、、と、思っていたら、前方から賑やかな足音が??
ロバの軍団がきましたー。谷底のロッジまでの荷下ろしでしょうか??
穏やかなロバくんたち。もくもくと歩いていきます。、、、と思いきや、ときどき何気なくポロポロっとウンコを落としていくので足元にはご注意を。笑
刻々と表情を変えるグランドキャニオン
我々はOoh Aah Pointまで戻ってきました。ロバ達は意外に早く、あっという間にシーダーリッジまで行ってしまいました。
日が高くなって、同じポイントからの景色でもキャニオンの表情は違って見えます。
地層の色の変化が美しい模様を描いています。
トレイルヘッドまで戻ってきましたー。我々は午前中の早い時間に戻ってきましたが、真夏の日中は日よけのない灼熱地獄なのでご注意ください。
ビジターセンター付近で水くみ場で水を発見しました。
グランドキャニオンの底から汲み上げたお水とのことです。
グランドキャニオンを堪能しましたー。
これにて我々のグランドサークルの旅でのアクテビティは、このサウス・カイバブ・トレイルで全目的を達成しましたー。これから宿にもどって一休みした後、ラスベガスまでの砂漠ドライブです。
[今日のメモ]
グランドキャニオンに行ったら、少しでも谷を降りてみることをオススメします。景色の感じ方が全然違います。
コメント
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