2016年2月、新婚旅行でニュージーランド・南島を旅してきました。ハイキング好きの我々夫婦は歩くことを中心にした旅程を組みました。そこで出会った美しい風景をご紹介します。
Contents
1.クイーンズタウンと山々と湖

我々の旅の始点となった街・クイーンズタウン。ワカティプ湖と山々と街並みのコントラストが美しい。まさにアウトドアアクティビティの拠点となる素敵な街でした。 >クイーンズタウンのホテル情報(Tripadvisor)



2.ルートバーントラックの山岳景観 キーサミット

ニュージーランドを代表するトレイルのひとつ、ルートバーントラック。山岳ルートを2泊3日で進む行程の内、1日目の午前にいきなりこの風景に出会えました。このキーサミットは、それ自体は919mと低めなのですが、2000m級の山々に囲まれた展望地です。ここまでならクイーンズタウンやテアナウなどの街から日帰りでもいける行程なので、ハイキング好きの方は検討して見てください。
我々は、ルートバーントラック上の山小屋を経営しているUltimate Hikesのガイドツアーに参加し、ラグジュアリーな山旅を楽しめました。

3.ルートバーントラックの山岳景観 ホリフォード・フェイス天空散歩

続いてもルートバーントラックから。これは2泊3日の中日にあたる行程なので、通しで歩いたハイカーだけが出会える絶景です。オーシャンピークコーナーからハリスサドルに至る区間は、ホリフォード渓谷と氷河を抱く山々を眺めながら高低差のほとんどない横移動で進む、極上の展望ルートでした。

4.ルートバーントラック 苔と水の景観

ルートバーントラックからもう1つ。今にも太古の恐竜が飛び出してきそうな苔の森と、その森を作る豊かな水の風景です。触れてみればジュワッと水が染み出すモコモコの苔が雨水を十分に蓄えて、この美しい森を形成しています。

苔の森、豪快な滝、静かな湖、透き通った川、、ルートバーントラックでは山岳風景だけでなく、このような水の風景も素晴らしいです。




5.緑まぶしいカードローナホテルのお庭

クイーンズタウンからワナカに向かう道中、荒涼とした山道に建つ歴史的なホテル「カードローナホテル」のお庭です。深い芝生の絨毯の上には、ベンチやソファが絶妙のバランスで配置され、我々のような通りすがりのゲストにも極上のひとときを与えてくれました。



6.マウントアイアンから見渡すワナカの風景
湖畔の街ワナカ、その市街地から手軽にアクセスできる小山があります。ハイキングコース「マウントアイアン・トラック」は休憩込みで往復2時間程度のコースで標高500mくらいの小山ですが、ワナカの街と湖の近くにぽこんとたっているので手軽なハイキングで大展望が楽しめます。
>ワナカのホテル情報(Tripadvisor)

複雑な形のワナカ湖の形もよく見渡せます。このマウントアイアントラックの他にも、ワナカ周辺にはいくつかハイキングコースやアウトドアアクティビティが楽しめます。時間があったらロイズピークトラックも歩いてみたかったです。


7.大氷河の欠けらが浮かぶ湖

アオラキ国立公園の「タスマンバレーウォーク」です。片道20分程度の軽ハイキングでこのような氷河湖にアクセスできます。我々が旅したのは夏の2月でしたが、かなり大きな氷塊が解けずに浮かんでいました。

8.フッカーバレートラックから見上げるアオラキ山

アオラキ国立公園のフッカーバレートラックは、ニュージーランド最高峰・アオラキ山を眺めるのに最高のハイキングコースです。周辺の氷河や時間や角度によって刻々と変わる美しいアオラキ山の表情を見ながら、ほぼ平坦な道を進んでいきます。


9.プカキ湖、テカポ湖の色彩

星空が有名なテカポ湖、アオラキ山の麓に広がるプカキ湖。 ニュージーランドでも有名な2つの大きな湖 は、 氷河が削った岩のミネラル成分を含む独特の青色が特徴です。 行くならレンタカーがオススメです。時間を気にせず、湖畔でのんびりしたいものです。


10.羊、羊、羊、、、牛

ニュージーランドといえば羊です。我々はレンタカーで移動していたのですが、いたるところで広大な牧場と羊や牛が見られました。大自然の中で、こんなにのびのびと健康的に育っている羊たちはきっと毛の質がよかったり、とても美味しかったりするのでしょうねー。





いかがでしたか?
冒頭でお伝えしたように、我々の旅ではできるだけ現地を歩くことを中心に旅程を組み立てました。行く先々に豊富なハイキングコースがあり、日本では何時間もかけて山を歩かないと見られないような大自然が生活とものすごく近いところにある国なのだなあ、と、うらやましく思ったのでした。ニュージーランドに旅行で行く機会がありましたら、1日でも半日でも、歩いて美しい自然を体感することをオススメします!
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1日目からの行程はこちら。
オーストリアのチロル地方も自然と生活がすごく近いと感じました。
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